「精神論」の扱い方

daily0 本音たち。

「精神論」を考えるとき、楽器が吹けなくなった出来事をよく思い返す。

全く吹けないわけではないのだが、ブレスがまともに取れない。

厳密にはブレスが取れないわけではないが、音を維持するための腹筋だか背筋だかが強張る。

今でも医学的な原因はわからないが、あとあとで調べたところ、「フォーカル・ジストニア」である可能性が高いとわかった。

目の前のことに集中しすぎると、脳が「とにかく休め」と発する仕組みだと、自分なりに腹落ちした。

ここまで打ちのめされると、精神論に精神論で抗ったところで、精神的にも肉体的にも完敗ということだ。

自分の認識しづらいところで、合理的にみせかけた精神論にすり替えていたことがよくわかったのが、このとき得られたものだったんだよね。

「いつの間にか精神論」には、要注意だ。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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