「レベル上げ」の扱い方

daily0 本音たち。

「あなたはレベルnです。つぎのレベルに上がるには、xの経験値が必要です。」

このような表示をゲームで良く見かける。

現実には、スキルなどのレベルも、次に上がるための明確な指標も、このように数値化しようがない。試験問題や、学校のカリキュラムの進捗は、あくまで「試験やカリキュラムが定めるレベル」の支配下という条件付きだ。

つまり総合的な実力については「あなたはレベルnです」と、数値で判断をするまでには至りようがない。

そのかわり、現実解として、
「今の自分に何が足りないか?次に目指すレベルはどこか?」
「これが終わったら次は何が足りず、そのときに目指すレベルはどこか?」
という発想を常に保ち続ければ良い。

数値の指標はなくても「スキルや知識のある/なし」でレベル上げをすればいいということだ。

この発想のパワーソースは、知的好奇心と行動力と表現力だ。

知りたいものがあり、それを仕入れるために動き、それを自分のモノとして表現するために悪戦苦闘する。レベル上げの発想を、このように楽しめばいい。

仮にこれを無くしてしまえば、中途半端なサブキャラだとか噛ませ役に留まる以外になくなってしまう。

まさしくゲームの通りなんだよね。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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