出世というのは、ポイントが決まっている。
「深掘り」するか、「越境」するかの2つだ。
「深掘り」とは、1つの分野でレベルアップすることを想像するといい。
研究者のように特定の分野を極めてアカデミックポストを得るとか、
会社員や官僚のように組織のトップの座を得るといったことである。
「越境」とは、異分野に出向いてレベルアップすることを想像するといい。
医師や弁護士や公認会計士からテクノロジー系企業やPEファンドや起業家に転じるとか、
データ分析で隣近所の分野を攻め切って圧倒的な地位を築くといったことである。
現実解。
究極的には、出世は上の2パターンしかない。
「深掘り」は時間がかかる上に、既存の組織内の都合に振り回されがちだが、
「越境」はそこにお困りごとや需要があれば、既存の常識をあっさり壊してしまう。
実力が必要だが、一定程度以上「深掘り」して行きつまったら「越境」を狙うと勝ちやすい。
ボックスコックスネット、遠藤武。
