データ分析というと、データをグラフ・数式やプログラミングやExcelに表す、
データハンドリング(可視化やモデリング周り)ばかりが取り沙汰される。
可視化もモデリングも、言うまでもなく重要だが、それだけではそもそも片手落ちだ。
データの背景にどのような本音や思惑や声があるかどうかを、ヒアリングする必要がある。
その上で可視化とモデリングに、シナリオを付与するのだ。
現実解。
FP&Aでは、社内の関係部門にありのままをヒアリングする。
リサーチアナリストは、市場関係者にありのままをヒアリングする。
そうやって定性的にも事実を集めるまでが、基本中の基本。
追記。
「データ分析=データ可視化とモデリングというハンドリングだけ」という、ありがちな技術オンリー目線だと、
そもそも分析が事実や実態を捉えきれず、理路整然と誤ってしまうため要注意。
boxcox.net、遠藤武。