経営 その55 〜 マーケティング。

daily1 商い。

次に向けたマーケティング。
現状や現在の仕事から、満たされている要素と満たしたい要素を引っ張り出す。
満たしたい要素について、次の仕事でどのように満たしたいかを、具体的に可視化していく。
これに基づいて、どんな人に向けて、この「満たしたい」を素直に送り届けるかを炙り出す。

現実解。
マーケティングとは、見込み客の方々と出会い、「満たしたい」という欲求をお互いにシェアし、購買につなげる一連の動作である。

まずは、商品やサービスの提供者として、自分が何を満たしたいか・満たせるかを見極める。
これと並行して、購買者である顧客にどういう属性があり、何を満たしたいかを見極める。
見極める上で、興味がない人を説得する必要は一切ないし、それはエネルギーの無駄遣いだと認識する。

単にサービスや商品を買ってもらうと考えるのではなく、まずは「自分が何を満たしたいか」も含めて明示的したほうが、実は気が楽である。

どうやって、自分や自分の作ったモノに、興味を持ってもらうか。
興味を少しでも持ってくれた人と、どうやって楽しく接するか。
興味を一切持ってくれない人と、どうやって丁寧に接して一旦去るか。

承認欲求からは逃げられないし、そもそも逃げる必要もない。
であるなら、これを素直に認めてシェアする流れを設定しておいたほうが、楽しく気楽に話を進められるんだよね。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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