次に向けたマーケティング。
現状や現在の仕事から、満たされている要素と満たしたい要素を引っ張り出す。
満たしたい要素について、次の仕事でどのように満たしたいかを、具体的に可視化していく。
これに基づいて、どんな人に向けて、この「満たしたい」を素直に送り届けるかを炙り出す。
現実解。
マーケティングとは、見込み客の方々と出会い、「満たしたい」という欲求をお互いにシェアし、購買につなげる一連の動作である。
まずは、商品やサービスの提供者として、自分が何を満たしたいか・満たせるかを見極める。
これと並行して、購買者である顧客にどういう属性があり、何を満たしたいかを見極める。
見極める上で、興味がない人を説得する必要は一切ないし、それはエネルギーの無駄遣いだと認識する。
単にサービスや商品を買ってもらうと考えるのではなく、まずは「自分が何を満たしたいか」も含めて明示的したほうが、実は気が楽である。
どうやって、自分や自分の作ったモノに、興味を持ってもらうか。
興味を少しでも持ってくれた人と、どうやって楽しく接するか。
興味を一切持ってくれない人と、どうやって丁寧に接して一旦去るか。
承認欲求からは逃げられないし、そもそも逃げる必要もない。
であるなら、これを素直に認めてシェアする流れを設定しておいたほうが、楽しく気楽に話を進められるんだよね。
..遠藤武