経営 その25 〜 走りながら考える。

daily1 商い。

意外と「走りながら考える」が出来ている人は多くないのかもしれない。
慣れてしまった今、自分にとっては別段特別なことではない。

一方、タブーがある特定の分野に凝り固まさられて、
テンプレートを繰り返して来た場合には、少しだけ難しい様子だ。

例を挙げていこう。

10冊くらい並行して読んで、
消化不良を覚悟で知識を強引に吸収するのは、
もはや日常茶飯事だ。

最初は、クライアントや所属先プロジェクトの、
成功のためにやっていたことだけれど、
ある日それ自体が面白くなっていった。

また、あまりに杜撰で隠蔽体質な状況のため、
こちらから仕事をお断りしたケースもあった。

これはさすがにどうしようもない。
ただ、走りながら考えることができなければ、
コストも時間も垂れ流したまま徒労に終わってしまう。

そんなリスクは、いくら取ってもお互いのためにはならない。

現実解。
「え?これでいいの?」という視点をわざと持ち、
それがどのような価値をもたらすかを、常に想像してみよう。

大切なのは、優しさのあるいたずら心だ。
ぼんやり一本槍で過ごしていたら、いたずらは出来ないよね。

..遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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