納得感と分析。

daily10 お金と実力。

知識が貯まっていると、

ちょっとした物事に納得できる。

納得できなかったり不安になるのは、

単なる知識不足が原因だ。

心底不安を感じる状態とは、

「この先どうなっちゃうんだろう…」

というどっちつかずだ。

暗闇やお化けが怖いのも、

進路に不安を抱くのも、

仕事の進捗にモヤモヤするのも、

健康に不安を抱くのも、

「先が見えない=知識があいまい」だからである。

 

逆に言えば、

物事のスペックをバラし、

膨大な事例を的確に知って、

適切にあてはめていけば、

「まあそういうものだよね」

と一発で納得できる。

これはM&Aの「取引事例法」とか、

不動産鑑定の「取引事例比較法」と同様の、

データを当てはめる考え方だ。

 

現実解。

読書したり文芸に親しむのは、

目の前の物事について、

斧で叩っ斬ってバラせるようになるためだ。

(分析の語源は「斧で木をバラす」ことである。)

要は納得感とは、

自分でバラして読み取るからこそ、

不安やどっちつかずがなくなる、

超自発的な営みなんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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