市況分析: 暴落の意味。

daily10 お金と実力。

いま現在、仮想通貨市場が暴落しているという報道がある。

コモディティ相場の本当の暴落とは、

市況水準が100分の1になることである。

 

この理由はシンプルで、インフレから目を覚まし、

投資ではなく投機に走っていた市場参加者が、

撤退したか淘汰しただけの話だ。

 

返事は「はい」か「Yes」かのみという言葉があるが、

さしずめ暴落の状況は、

市場参加者の返事が「はいさよなら」か「いいえ」のみという「全面的なNo」ということである。

(淘汰の際、さよならもNoも言わずに一目散に逃げるのが事実だが。)

 

市場を観察し、

統計モデルを立てて予測してきた立場から言うと、

極めてシンプルな人の本音が、

変数の実情だと結論づける以外にないのである。

市況が暴落すると、

その分野だけのラッキーパンチで肥えた毛並みの悪い層が、

実力のなさを露呈させてやっと音を上げ、

全面的に消え去る。

その跡地に毛並みの良い層が訪れ、

やさしくエレガントに包み込むかのように、

上書き消去をしていくまでが、

一連の流れだ。

 

現実解。

暴落は、新たなストーリーの始まり。

世の中のアップデートとは、

常にこのような流れを経ていく。

イノベーションは、

必ず静かな破壊を伴うんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。

↑詳しい自己紹介は上記リンクを参照。

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