給与・待遇のLTV(ライフタイムバリュー)。

daily10 お金と実力。

LTV(ライフタイムバリュー)は、

顧客生涯価値というマーケティング用語だ。

顧客1人当たりが、

商品やサービスを継続している期間に、

どれくらいの利益をもたらすかを示す指標である。

 

この発想は、給与や待遇にそのまま適用できる。

「特定の1社にいても、

生涯の給与面が良くならないとか、

給与面以外の待遇が良くならないなら、

さっさとやめて次の世界に移ってしまおう」

ということだ。

 

令和に入ってからのSNS上で、

「転職するのが当たり前」

という声をよく見かける。

つまり、給与や待遇について、

あるいはもっと広く、生き方について、

次のステップアップを、

誰しも模索しているということだ。

 

これを仮に年収面だけで見た場合、

もし転職で450万円→350万円となっても、

そこから更に350万円→600万円→900万円…にできるポジションなら、

「よし、さっさと動いてしまおう!」

ということである。

ずっと同じ組織で450万円→900万円に15〜20年かかるより、

転職や移籍で450万円→900万円まで57年で行ける確率が上がるなら、

行動してしまったほうが手っ取り早い。

ここだけの話、年収が上がれば、

自ずと給与だけでは測れない待遇(働きやすさ)も、

比例して良くなっていくまでが事実である。

 

現実解。

相応の給与を支払えるということは、

相応の待遇もセットだ。

自分の人生を自分で創るならば、

自分から動く発想が、

生涯にわたって基本アクションだと思っていい。

だからこそ、ご縁のありがたみを、

生涯にわたって大事にできるということ。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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