ロジックやロジカルシンキングは基礎として重要だが、基礎を操れるようになったら、ロジック一本槍からは卒業しよう。
ロジカルに動くとは、論理と真逆にある本音を実現するため、論理を使って仕組みを作りつけることにある。
自由に過ごせるとは、本音とロジックの2つから成立するのであり、片方だけでは不自由だ。
お金と時間は、低い地位から高い地位に昇っていく。
業界内でいくら有能でも、下請けや制作代行では、安値を強いられてしまう。
組織内でいくら有能でも、課長や部長や執行役員は、多忙を強いられてしまう。
これらはいずれも、低い地位だからである。
低い地位とは、ロジックで考えることを強いられて、仕組みに縛られる側だ。
ロジックだけで考えて済むということは、代わりがいるということであり、本音は一切不要である。
良くて中間層どまりで、そもそも突出など求められていないのである。
現実解。
そもそも、突出しないと自由はない。
一定レベルを超えたら、ロジック抜きにした本音の企画を推し進めて、突出しなきゃ。
独立も執筆も、あるいは企画全般も、ロジカルなだけでは成り立たず、自由に好き嫌いで決断すれば面白くなるのだから。
boxcox.net、遠藤武。