多忙のままでいる人は、ストレートに言うと実力がつかない。
経営者の場合、忙しい状態とはそもそも貧乏暇なしであり害悪だ(経営者として心底やりたいことを進めるために動き回るのは別だが)。
サラリーマンの場合、雑務や会議で忙しいと本番の企画にめっぽう弱く、作業者で頭打ちする(圧倒的大多数が頭打ちで一生を終える)。
これには言い訳が一切効かない。
時間とは、自分の命のかけらだ。
多忙とは、替えのきく作業者の状態だ。
時間がなく忙しいとは、綺麗事を抜きにすると、
あなたの命を拝借して軽んじられているのだ。
とはいえ、圧倒的大多数は時間を無駄にした経験がある。
この経験は、時間を大事にするためには必要な過程だ。
だからこそ、大多数と真逆の発想から時間を確保するのである。
現実解。
頭打ちしているのであれば、時間を取ることでしか実力はつかない。
むしろ干されたり不遇の経験があることで、頭打ちを突破できるチャンスを頂いたと思えよい。
それだけで、大多数と異なる一歩を、あっさり取れるから。
boxcox.net、遠藤武。