キャッチコピー煽りvs実力。

daily11 スモール分析。

「〇〇で顧客が爆増します!」

「常識を疑え!」

このようなキャッチコピーが世の中に数多くある。

多くの人がいい加減うすうす気づいていると思うが、

キャッチコピーはあくまで断片から煽る行為でしかなく、

実力からは根本的にかけ離れた単なる自己紹介だと知っておこう。

 

本質的なキャッチコピーは、

同業が「これはヤバい…」と後ずさりや戦意喪失するレベルの実績や行動を伴うものであり、

その人の実力や本音を淡々と出し切ることと同じなのである。

肌感覚で言うと、世の中のキャッチコピーは99%以上が美辞麗句どまりで、

実力はおろか、出し切る土俵や座組みは無いに等しい。

ここだけの話、ある程度頭が回り、一定以上の実績がある人なら、

自分より経歴・学歴も実績も小粒の割に売れている人を、

TTP(=徹底的にパクる)することで、上位互換の市場が取れてしまう。

 

市場調査と商品・サービス創りのコツ。

SNSのBtoB向け広告で出てくるようなビジネスや商材の内容は、

amazonで本を検索すれば「別解」が出てきてしまう。

そもそも全ての創造物になんらかの元ネタがあり、

全ての論文になんらかの引用文献があるのと同じだ。

少し妄想できて、少し行動できる人であれば、

元ネタ(文献の引用・被引用や別解)からアタリをつけて、

自分に有利な形で、実力として体系化できてしまうのである。

単にキャッチコピーでうるさく煽るより、

そのように実力をつけて本音をポツリとささやくほうが、

はるかにあっさり勝ちやすくなるし、

負けるときも自分からあっさり負けることができる。

強引に勝とうとして負けるのは、一番嫌な負け方だ。

どうせ負けるなら堂々と負けたほうが成長できる。

負けを研究しつくしているからこそ、真逆を取れば勝てる。

だからこそ、勝てるようになってからも淡々と過ごせるのであって、

無理やり勝とうとせず、また勝ちすぎによる嫉妬を未然に防ぐこともでき、

本音と本質をえぐり出すことができるのである。

 

現実解。

「自分の土俵で横綱相撲を取れ!」と繰り返しているけれど、

その本質は勝ちも負けも自分で選べることにある。

 

現実解。

キャッチコピーより、実力が先。

とはいえ先にキャッチコピーで欲しい状況を得てから、

大急ぎで実力をつけるという発想も、もちろんあり。

辻褄が合えばそれでいいのだ。

 

追記。

ボケや失敗や誤答から、

世紀の大発見が生まれることなど、よくある。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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詳細は上記リンクを参照
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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