アナリストとしてのファーストキャリアから、
独立して執筆と指南を重ねる今まで、
洞察していく仕事を続けてきている。
洞察力の本質は、
「応援したい人の大局に寄り添い、背中を押してあげること」
だと言ってよい。
大局には必ず、事実と本音の2つが必ず含まれる。
事実だけで考えると、頭でっかちになり、理路整然と間違ってしまう。
本音だけで考えると、頭が悪くなり、オカルトやチンピラに落ちてしまう。
どちらか片方では、局所的な発想にとどまり、行動に移さない・移せない・移したフリどまりで中身なし……に終わるのがオチということだ。
現実解。
あらゆる可能性やタブーや厳しい実情まで捉えるからこそ、
かえって優しい現実が顔を出すため、自ずと背中が押される。
要は、応援したい人に徹底して本気で寄り添うことが洞察のコツである。
もし何かに停滞したり、何かに失敗しているのであれば、事実か本音のどちらかが欠けていると思っておこう。
追記。
新聞やテレビを騒がせる不祥事や事件の原因や過程では、事実か本音のどちらかが片手落ちになっていると言ってよい。
boxcox.net、遠藤武。