「独立して活躍するには実力がすべて」
私は常にそう言い切っており、デイリーレポートでもそのように繰り返し書いている。
実力とは平たく言うと「楽勝できて成長しつづけられる基礎力のこと」だ。
楽勝を果たせる横綱土俵選びは、基礎力のうちである。
例えば、テレビゲームの『桃太郎電鉄』で地理の知識を得て、地理に関する物事であればまるでゲームの知識のように楽しく扱えるとしたら、それは横綱土俵選びという基礎力がある。
横綱土俵を別のステージに横展開することも、基礎力のうちである。
例えば、地理が得意な人が、図表やデータの扱い方にピン!と来て、数学や統計学を好きになり、好きが高じて得意技や仕事に持ち込めるとしたら、それは横展開という基礎力がある。
このような形で「楽勝できて成長しつづけられる」としたら、その人は人生のどんな壁も乗り越えることができるはずだ。
現実解。
基礎力がある人は、知的好奇心があり、実力がコンスタントに成長しつづける。
独立して実力が足りないと感じるなら、実力を出しやすい土俵や、実力を横展開する視点で、基礎を固めてしまおう。
boxcox.net、遠藤武。