即答で取捨選択すると、「そういう人だよね」ブランドを得られる。

daily11 スモール分析。

先回りして基準を決めておけば、即答で取捨選択できる。

具体的には、5秒以内で決断するのが目安だ。

これをやっていくと、「そういう人だよね」という評価が得られる。

 

例えば、仕事で誰とどのように関わるかについて、

「まずは肉食系のごとく食らいついていこう」

「こういう場面や発言があったら、自分から引き下がる・断るラインだな」

「引き下がる際も、とんでもないくらいあっさりして、真逆にスイッチを切り替えたかのように変わり身しよう」

というように定めておけば、あっさり後腐れなく過ごせる。

要は、期待の1%超えをしつつ、月光仮面の歌詞のように、

疾風のように現れて、疾風のように去り、

切り替えを極めて素早くしていくのだ。

アグレッシブでありながら、淡々として後腐れがないのであれば、

少なくとも、自他ともに「そういう人だよね」で済む。

それどころか、切り替えが早いと、どことなくユーモラスにさえ映る。

猛スピードの切り替えとは、ある種のボケ方であるためだ。

しつこさもねちっこさも、疾風のごとく過ごせば無縁だからこそ、

「そういう人だよね」がブランドになるのだ。

しつこくねちっこい状態だと、こちらも相手も面倒だものね。

 

そのぶん、自分に依怙贔屓してくれる人から、

さらにもうひといきだけ依怙贔屓してもらう形で、

疾風迅雷でgiveしあえばいい。

疾風迅雷のgiveがどうも重たく感じるのなら、

月光仮面の歌詞のように切り替えを素早くすればいい。

 

現実解。

ちょっとした工夫にすぎないが、

判断と行動が素早いという前提を作るだけで、

「そういう人だよね」とトリガーされ、

気楽に過ごすことができて、

気楽にチャンスが増えていくのなら、

それに勝る実力は、他にない。

 

追記。

特に、勝負をしかけたり、

狼煙を上げると腹決めしたとき、

この素早さが効いてくる。

最大の攻撃であり、最大の防御であり、

そして最大のボケ方なのだから、

「自分はそういう人である」

を念頭に堂々とやればいい。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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