競争とは、自分との競争である。
他人の成功を応援する人は伸びると言われるが、
その理由は「他人を心底応援する立ち居振る舞いそのものが少数派だから」である。
身近な人が、大成功して変わっていくことを、心底応援していけるか、常に問われているのだ。
立ち居振る舞いとは、美意識や目に見えない価値観の話だと言える。
これを大事にできるかが、本質的な差だ。
タイガー・ウッズが対戦相手のパット中に「入れ!」と念じることは、よく知られている。
「そりゃあ、ゴルフの世界トッププレイヤーなんだから、そんなのは当たり前でしょ」
という、さしたる学びのないその他大勢の目線で終わっていくのか、
「なるほど!立ち居振る舞いの良さで、相手の全力から学び、共に咲いていくのか!」
という、全方位から学ぶファイティングポーズへの感動で始まるか、
これは自分で選んで構わない、ちょっとした差である。
現実解。
成長は、ちょっとした美意識や価値観の積み重ねだ。
大枠の立ち居振る舞いや、小さい立ち居振る舞いに、何をどう出すかという決断である。
boxcox.net、遠藤武。