連載や書籍を執筆をしていると、気付かされる。
そもそも他力活用をベースに楽勝していることが、
活躍し続ける最低要件だと。
わたしは50年以上の歴史を誇る旬刊のビジネス誌で、見開き2ページ連載を80回続けているが、
これは旬刊誌編集部からすると、わたしという他力を起用する「他力=座組み」である。
わたしからすると、歴史と権威のある誌面に全て書き切れる舞台という「他力=座組み」である。
率直に申し上げるが、ここまでで苦労はしていまい。
とても自然に、とてもあっさりした形で、連載も書籍も企画が進んだ。
これを全部を自分で行うことなど無理であるゆえ、このような他力の起用がとても大事なのだ。
また、わたしが連載するビジネス雑誌は、サブスクの先駆けであるが、実は書店でも入手が可能であり、
丸善丸の内本店と、紀伊國屋書店新宿本店で購入が可能だ。
これも他力としてとても重要な事実である。
かつ今年出版した書籍は連載をベースとした書き下ろしだが、
これも上記の大手書店で有利な位置や平積みに据えられている。
これも立派な他力である。
現実解。
ビジネス分野の連載執筆や書籍出版を例に挙げたが、これに限らず自分で出来ることに限界がある。
他力活用を巻き込んで楽勝していくと、実力や才能を流通させやすくなり、業績も格式もあっさり上がる。
これは書籍に限らず、飲食も製造もサービス業も「楽勝」という観点で同じ。
自分がしんどいことは、他人にとって楽勝というケースなど多数あるのだから、自分から楽勝をやりにいかなくちゃ。
ボックスコックスネット、遠藤武。
