仕事というコンテンツは、一次情報と基礎知識の掛け算。New

daily15 審美眼。

連載執筆80回と書籍執筆、その基礎となるアナリスト時代の年間300〜400本のレポート執筆から言うと、

仕事の全ては基礎知識と一次情報の掛け算に行き着くと言える。

コンテンツや知見とは、そのような作りをしていると断言していいが、

仕事をコンテンツの一種と捉えるとシンプルにそう言い切れる。

 

動画か文字かを問わず、コンテンツ作りとは他人との競争ではない。

過去の自分と競争する形で、一次情報と基礎知識とを、

ひたすら飽きずに掛け算し発信することなのである。

 

面白いコンテンツを仕事として淡々と量産する人は、

基礎知識や学力や専門性がしっかりしており、

かつ情熱的に一次情報を得てアップデートができている。

これは相場がそう決まっていると言えるし、

ひとつの美意識だと言い切っていい。

この逆で、一定の地位を得たあと失速する人は、

基礎が足りないか、アップデートする熱量がないかのいずれかだ。

仕事の原因は、とてもシンプルなのである。

 

頑張り屋さんだからこそ、

ついシンプルに燃え尽きてしまうのかもしれない。

そんな頑張り屋さんに心からエールを贈りたいから、同じくシンプルに言い切ろう。

仕事で燃え尽きたり行き詰まったときは、

基礎学力に立ち返ったり、

一次情報を楽勝で得られる仕組みを作ればいい。

要は「あ、基礎から工夫を促されているんだな」と、前提を置いてしまうのだ。

 

そもそも、大多数は基礎が全く足りていない。

少しでも仕事をしたら気づけるかと思うが、

この事実は動かしようがない。

大多数は燃え尽きる前にやめてしまう。

その逆で燃え尽きた場合、それだけのめり込んだのだから、

基礎がゼロということはないはずだ。

だからこそ、小躍りしながら、

「よし、自分の仕事はここからだ」

と基礎から改めて歩きなおしていいのである。

 

現実解。

仕事に行き詰まったら、超基礎に戻ろう。

仕事をコンテンツと捉えなおすと、基礎の掛け算で表せる。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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