価値づくり(その17):思いが伝わる「バリュー」は、最高の価値。New

daily15 審美眼。

MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)という考え方が使われるようになって久しい。

このうち「バリュー(Value)」とは、直訳すれば「価値」であり、MVVとは価値を相手に伝えるためにある。

要は、こちらの思いを相手に伝わるように持ち込み、理解や賛同してもらうのである。

 

MVVという、ご大層な発想でなくてもよい。

愛する人に「大好きです」と素直に思いを伝えることは、それ自体が絶対的な価値だ。

企業理念も、商品やサービスも、それを通じて助けることができる人に、

とても素直に思いを伝えることが最初の価値なのだ。

 

「ビジネスは売ってなんぼなんだから、そんな綺麗事などおためごかしで価値がない!」

そのような現実的な声が聞こえてきそうだが、ちょっと落ち着こう。

売ってなんぼなのは、そのとおりである。

毛頭否定するつもりはない。

だがそれ以前に、価値が伝わらなければ、売れるはずのものも売れない。

無理矢理売ることでしか売れないというのは、なんとも味気ないし、継続もしない。

売ってなんぼで、無理矢理売り込んだり、売り逃げしたいだろうか。

ひたすら現実的にみて、そこにお客様の成功がない状態で、ビジネスが継続するだろうか。

そんな不自然な仕事を、あなたはしたいと思うだろうか。

 

私は素直に言い切るが、心底喜びを感じたい。

お客様や関係者や、あるいは全く関係のない方とも、喜びを分かちあいたい。

その過程で成長したいし、その過程で淡々と売れたい。

無理な売り込みは嫌いなので、絶対したくない。

独立時が全くつながりがないゼロの根無草だったが、今はつながりが増えて信頼が広がり、

その結果として自然と世の中に恩返しできるようにしていきたい。

 

少しでも素直な成長意欲があれば、それは絶対的な価値であり、他の人やAIにコピーされない。

愚直なまでの素直さで思いを出すことでしか、伝わる第一歩は踏めないのだ。

 

現実解。

簡単に「価値」と言うが、思いのある価値にこそ、人は共感する。

その過程には必ず命が吹き込まれており、AIには作れない身体感覚も備わっている。

思いを伝えて、伝わるようにしていくことこそが、最高の価値なのだ。

 

追記。

これは人間にしか作れないから、かえって有利になると言っていい。

かしこまった模範解答より、現金なボケ解答のほうが、自然で素直だものね。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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