これは「努力が足りない」のではなく、「努力に頼ったために、没頭する楽しみが不足した状態」だ。
若手や未経験や無知を理由に、脊髄反射的に「自分はペーペーですから」のように言い出さないよう歯を食いしばろう。
不用意に卑屈になると、楽しみが失われたことの代償として、いつの間にか責任転嫁したり嫉妬に駆られ、被害者意識に終始してしまう。
ふてくされが連鎖すると、「不足」どころではなく、自分がゼロやマイナスにまで追いやられかねない。
現実解。
最低でも、「全く知らなかったのですが、勉強になりました」と即答し、心底納得できる率直な流れを持とう。
そこから次の知識回収と行動を誘い出せれば、満ち足りた連鎖を楽しめる。
..遠藤武