今を肯定していく方法。

daily3 解釈。

目の前で起こった出来事について「OK!素晴らしい!」と肯定しよう。

あまりにも強引で、自分で笑ってしまうくらい、そう言い続けよう。

出来事から成長するきっかけを、自分から創れるから。

 

現実解。

「よし、朝起きた…OK!素晴らしい!」
「うっ、スマホを忘れてしまった…OK!素晴らしい!」
「今日は歯医者さんの電話を入れた…OK!素晴らしい!」
「失敗で嫌な思いをした…OK!素晴らしい!」

このように、良いこともそうでないことも、次から次へとしつこく肯定を即答していこう。
ポイントは、これは馬鹿げていると自分で笑ってしまうくらい、執拗に全て肯定することだ。

良いこともそうでないことも、とにかく分け隔てなく、
ただ前向きに肯定のサインを出していけば、それは次に進むための材料になる。
そうしていれば、肯定した物事に対し、ふと感謝することができるからだ。

 

「どうしても肯定できない
そのようにしつこく悶々としてしまうときがある。
そんなときは、ネガティブな発想まで肯定すればいい。

「OK!悶々としていることは素晴らしい!本気で考えている証拠だ!」
という具合に、悶々とする状況を超え、更に上を行ってしまえばいい。
執拗に大げさな肯定を出すとは、想定外である斜め上から、肯定を繰り返すことだ。

これは、事実から目を逸らさず、全てをありのまま包み込んで眺める視点であり、
問題とひとつひとつ向き合い始めるためのアプローチだ。

 

徹底してシンプルに言うと、今を肯定することとは、
防衛本能を自分の言葉でコントロールすることにある。

どうしても肯定できず、恨みつらみや負の感情を後にひきずる原因は、
言語化がされず、何となくはぐらかし、不安に押し負けてしまうことにある。
これは人間の心に備わった防衛本能だ。

いちいちあげつらって「ひきずることは悪だ」と言うつもりは毛頭ない。
防衛本能を否定してしまうことは、人間が人間であることを否定することになる。

防衛本能とは「今この場で車にひかれそう!」とか、
「今この場でナイフを振り回している危ない人がいる!」といった、
肉体的に危険が差し迫った状況に必須である。

他方、肉体的に差し迫ったわけでない心理的な物事に限れば、
防衛本能にわざわざ出てきてもらうメリットはない。

だからこそ、逐一しつこく肯定してしまって、防衛本能を教育し、
自分にとって有利な視点をクセ付けるるのである。

 

クセ付けのために、しつこく繰り返そう。

防衛本能をあげつらって「自分の不安は悪い」と言い出す意味など、どこにもない。
これと同じく、他人をあげつらって「あいつ(ら)は悪い」と言い出す意味も、どこにもない。
自分が今を肯定していれば、他人の悪口など言うヒマなどないからだ。

だからこそ、言葉で「OK!素晴らしい!」と良いこともそうでないことも、
前向きにしつこく、ひとつひとつ言語化して肯定すればいいのである。

 

ひとつひとつに向き合えていればこそ、次には更に素直な視点を持ったり、
ウラをかいてみたりと、新たな即断即決が出来るということだ。
これは成長のための自作自演だと言い切っていいよ。

他人に対してしつこくなるくらいなら、
自分の肯定について、クスッと笑いながらしつこく繰り返す方が、
明らかに前向きで健全ということだ。

「何でもOK!素晴らしい!って繰り返して、バカみたい(笑)」
そういう感情が出てきたら、確実に好転している。
要は、気持ちの上でも楽しくなって、スッとすればいいんだよね。

しつこく繰り返すけど、まず始めるべきは、今を肯定する究極の自作自演だ。

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遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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