エコノミストや評論家の未来予測は、まず当たらない。
「その他大勢がなびくこと」しか書いていないためだ。
本当の未来予測とは、未来を自分から創ることにある。
現実解。
「数年後の未来に達成したいことがあるから、現在このように動いた。」
未来予測の方法とは、計算機科学者のアラン・ケイが言ったように、たったこれだけしかない。
統計モデルを用いて予測を立てていた立場から、正直に告白すると、
統計モデルを使って行う予測や、今ある技術や市場のトレンドを軸にした予測は、
過去や現在のデータから「その他大勢のなびき方」を再解釈しただけである。
なびき方の流れが変わったら、前提になるモデルを作り替えるしかないのが実情だ。
実情を飛び越えるには、達成したいことを描いて、その過程のステップを踏みしめていくしかないんだよね。
boxcox.net、遠藤武。