逃げる決断をした人は、運がいい。
「逃げちゃったよ」という現実を直視する自作自演が得られるから。
現実の直視とは、直視の機会を自作自演することから始まる。
現実解。
「私は、嫌な現実から逃げてしまった…」
このような自己嫌悪は、実は立派に現実を直視している。
現実から逃げたことを、言葉にしただけで、十分立派だ。
せっかくだから、
「よし、逃げちゃった!素晴らしい一歩が始まる!」
と自作自演してしまおう。
重要なのは、自作自演から、
ToDoを具体的に立てることである。
これは究極の自作自演だ。
「逃げたことのメリットは何か?」
「逃げたことのデメリットは何か?」
「デメリットを消す行動と知識は、何が必要か?」
と、具体的に問うていけばいい。
そう捉え直せば、罪悪感こそ友達である。
愛でるべき自作自演の入り口だと言い切っていい。
自己嫌悪からの逃避は、
友達とやりあったエネルギー源として、
堂々と活用すればいいのである。
舞台でも音楽でも生き方でも、
自作自演は、名作の始まりなんだよね。
(追伸)
反響が大きかったので、続きを書きました。
そもそも「運」とは何か。どうやったら良くできるか。
何度も試して失敗して、それでも失敗から学んで、何度も試すと、運の良さが上がる。 大きな負けを避け、失敗のダメージを意識しなくてもいいほど減らせるからだ。 「自分は運がいい!」と感じる人は、実は無数の些細な失敗から、しっかり学んでいる。 現実
boxcox.net、遠藤武。