ついうっかり、ぐっすり寝る。
ついうっかり、すっきり朝起きる。
このサイクルは、頭と体が回っている証拠。
現実解。
自分に有利な環境が出来るほど、
どうでもいい心配事が減り、
「ついうっかり」で行動できる。
「自分に有利な環境など見つかりません…」
少し真面目な人から、そんな弱気な声が聞こえてきそうだが、
弱気を素直に認めるからこそ、ついうっかりに頼ればいい。
言っておくが「ついうっかり」は退屈な凡ミスではない。
「ついうっかり」は、肩にチカラを入れない、
淡々としたコンスタントな成功・成長ということだ。
もしも「ついうっかり」で同じ失敗を繰り返してしまうなら、
そもそも環境が自分にマッチしていない可能性が高い。
肩肘を張っていては、バットの素振りも、
楽器の演奏も、上手く行かないのと同じである。
弱気を認めるなら、ついでに、
肩にチカラが入りすぎている状態を認めればいい。
メンタル(心理)とフィジカル(肉体)は、
思考と行動の両輪だ。
肩のチカラを抜いてユルく脱力するために、
ベッドを変えてもいいし、
住む場所を変えてもいいし、
関わる人を少しずつ変えてもいいし、
可能なら思い切って仕事を変えてもいい(もちろん少しずつ変えてもいい)。
普段なら絶対に読まない本を、コンビニで何となく手にとってもいい。
普段なら絶対に取らなかった行動を取ることで、
別角度から眺めるユルさを形作ることができるのである。
要は試行錯誤の仕組み化だと考えればいい。
普段は取らないようなランダムで取った行動なのだから、
すべての結果は「まあ、これでいいか」という肯定感で包み込もう。
失敗?成功?そもそもランダムなのだから、
自分でなんとなく行動して「なるほど!」に行き着くまで、
試行錯誤してしまえば、それでいい。
試行錯誤を「絶対に成果を出さないといけない」という視点で、
ガチガチに凝視すると、成果が出ないどころか、はっきり言って退屈だ。
ついうっかり、何となく手を出した物事が、
思わぬ成長やブレイクスルーのきっかけとして動き出すことなど、
成長し続けている人からすれば、実のところ数限りない
私もその一人だし、私に相談の連絡をくれた人にも、
そのような感覚を抱く人が非常に多い。
ついうっかり、活躍しよう。
退屈するくらいなら、ついうっかりに頼れば、上出来。
boxcox.net、遠藤武。