仮想敵。

daily6 人と技術と成長。

仮想敵を作って煽るのは、

マーケティングやプロモの基本だ。

だからこそこちらが煽られないように、

事実をかき集めて、

事実を素直に認めるのである。

 

言ってしまえば、

事実をかき集めるというのは、

究極のデータドリブンだ。

 

データを読めるのであれば、

例えば、SNSの広告元の企業や経営者の経歴を元に、

そもそも何を考えているか、

実力がどれくらい足りている(足りていない)かの洞察を出せる。

安っぽい煽りプロモを仕掛ける側も、

そんなプロモに煽られて騙される側も、

「情報にはすべて意図がある」だけでなく、

「情報は、見る人によって全部わかってしまい、それは模範解答集めでカバーできる」

というちょっとした事実に気付けていない。

率直に言って、事実に気づけない時点で、実力は中途半端だ。

 

この事実に気付ければ、

実はビジネスの市場参加者のレベルは、

決して高くないとわかる。

チャンスを掴むとは、仮想敵との実力差を明確に定義して行動することだ。

たったそれだけのひと手間で、

単に市場調査や競合調査をするだけでなく、

相手のカバーできない自分だけの強みを出せる。

要は、目の前のすべてが大チャンスになるということだ。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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