実力主義とビジネス。

daily6 人と技術と成長。

実力主義は、過去のルールや実績に従うこと。

ビジネスは、自分でルールや実績を作り変えること。

実力主義にだけ一人でこだわっているうちは、

上司やお客や自分自身にルールを握られており、

サラリーマンや営業マンと変わらない。

 

例えば、野球やサッカーやゴルフや相撲など、スポーツ選手の場合は、

選手は簡単にルールを変えられないから、シンプルに実力の話のみに話が絞られる。

 

いっぽう、ビジネスはルールや仕組みを作って、自分が有利に動くことが基本だ。

土俵づくりや座組み次第で実力が決まってしまうため、

これは単に実力主義ではなく「土俵主義」とでも言うほうが正しい。

 

実のところ、ルールを作る側に立ったら、毛並みの良い学歴も職歴も、

あくびが出るほど全く関係ないんだよね。

この場合のルールを作る側とは、法律や経済や専門職の話ではなく、

純粋にゼロからイチのビジネスを作ったり、

マーケティングやマネジメントの仕組みを作ったり、

他力に頼ってラクをする側ということだ。

 

とはいえ実力は、過去を表す信用力としては有用なのだから、

足枷にならないように注意して、有効活用しよう。

他人の決めたルールや、自分だけで出来た過去の栄光は、

仕組みに変えていくと、先に進めるんだよね。

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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