多数派は平等を求め、少数派は依怙贔屓しあう。
「平等が大事だ」と人道的な本音を心底から謳って活躍する人権派も、
活躍に比例して、実際は少数派として依怙贔屓をしあっている。
これは自分が一次情報で知る複数の事実に基づいている。
ここで言いたいのは、多数派と少数派の差を煽ることでも、実態を暴露することでもない。
そもそも活躍することは、依怙贔屓の塗り重ねである事実を言いたいのだ。
依怙贔屓する側に実力があるか、
依怙贔屓する側の実力抜きにしても、
本気と本音で助けたいと思わない限り、
依怙贔屓は成立しようがない。
要は見返りなどいらない無償の愛と同じということだ。
そもそもビジネスは、商品やサービスを買って、
気分よくお金を払ってくれる依怙贔屓がない限り、
継続することは絶対にありえない。
この事実を知らないまま、
理屈だけで現状維持に甘んじると、
成長しないままその場で足踏みしてしまう。
理屈は理屈で大切なのだが、
理屈抜きにした好き嫌いで依怙贔屓しあうことでしか、
理屈を新たに創って異次元の成長を果たす側に回れないと気づけたら、
その人は停滞や難局から思いのほかスルリと脱することができる。
boxcox.net、遠藤武。