組織は、 以下の変数に応じて偏っている。
・公共セクターか私企業かの違い
(私企業の場合は上場の有無、株主の特徴)
・業種
・職種
・規模
・年収水準
・福利厚生
・内部統制やIT投資の質
・従業員の知的水準
組織のトップは、上記に加え、
・学歴の有無
・教養の有無
・世襲の有無
・コンプレックスの有無
で、それぞれ偏っている。
大学は、
・入学難易度
・アカデミックプログラムの有無
・専攻の自由度と多様性
・卒業生のキャリアパスと年収
・研究成果(研究大学の場合)
・設置されている国内での社会的評価
・海外を含めた評価
で、在学生と卒業生の質はいずれも偏っている。
では新聞は?
政党は?その支持母体は?
有名無名いろいろな人の主張は?
上のような要素をどれだけ考慮または無視していて、その言葉を使った先にどんな自由がどれだけあるかを考えてみよう。
偏向や不偏不党という言葉なんて、簡単に使えないと気づけるよね。