AI活用は「IT屋さんバイアス」を念頭に置いておく。New

daily15 審美眼。データ分析ここだけ話。

「AIで若手や中堅の仕事が代替できる」とか「もう人がいらなくなる」というウェブ上の声が多い。

これを恐れる人も多いだろうが、落ち着いてこの発信者を見てみよう。

実に「IT業界しか知見や経験のない人」という「IT屋さんバイアス」でごった返している事実が目立つ。

 

そもそも、AIはIT業界のプロジェクトで真っ先にガンガン活用されている。

わたしもPgMOといった統括役でIT業界に関わってきたが、

一定程度のルールづけのもと、IT業界における企画や制作のフローをAIが巻き取ってしまう。

AIが一番使いやすい閉じた分野なので当然であるが。

 

いっぽうで裏を返すと、IT業界以外のことを全く知らないケースが目立ってきたのも事実だ。

その典型例として、

・ITしか知らず、モノの動きや簡単なサプライチェーンの肌感覚すらわからない

・「AI時代はしっかりビジネスを見ろ!」のような、ごく当たり前の言説がバズる

・実態は「大卒→中堅IT企業(SIer)→数社経験しスタートアップ企業の責任者」といった人が盛り上がっているだけ

という現象がとても目立つ。

 

これを「IT屋さんバイアス」と呼ぼう。

まるでIT業界の出来事が、全業界で起こっているかのように言い切ってしまう現象だ。

一理はあるが、実際には「ヒトにしかできないこと」にシフトしていくまでが本筋である。

 

現実解。

みんながみんなプログラミングを書いてアプリを作るわけではないが、

手元のスマホとAIツールで「IT屋さんではない人」がアプリを作れる時代になったからこそ、

「IT屋さんバイアス」のスキマを突いていくことで勝ちに行ける。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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(2025年12月に連載80回達成)

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