中央経済社『旬刊経理情報』連載「データ分析の森ガイドマップ」第1回のはなし。
企画を持ってきていただいた中央経済社の編集者さんに、
「既存のFP&AやCFOの領域の専門家と、異なる切り口で連載を書いていただきたいです」
というオーダーから始まった。
切り口としてすぐに脳裏に浮かんだのが、
「FP&A(データ分析)=CFO×CMO×CIO」
という本音であり、これを第1回に書いた。

確かに私は、どっぷりFP&Aを経験していた。
しかし元々は、統計モデリング・財務モデリング・ヒアリングをまたいで洞察記事を書き、市場を予測するリサーチアナリストだ。
そのときにFAS事業のゼロ立ち上げも経験したから、単なるアナリストではなかったが。
そしてサラリーマン時代最後は、内部の仕組み作り・プロダクト作り・人材採用・データ分析までカバーし、急成長の陣頭指揮を担うBizDev型の全社統括だった。
FP&AとBizDevが同化したから、これまた単なるFP&Aではなかったが(これと別で、外資製薬会社のFP&Aと、PEファンド出資の日系製造業でのFP&A統括も経験している)。
それゆえ「データ分析の『迷いの森』を歩くガイドマップ」というコンセプトはすぐに決まった。
歩んできた道を、そのままガイドマップにできるためだ。
しかもこれは、統計学も含み、財務モデリングも含み、FP&Aも含み、
かつSCM(サプライチェーンマネジメント)や生産管理や技術開発も当然カバーし、
その上でマーケティングや営業や、体制作り・組織作りも含んでしまう。
紆余曲折をそのまま攻略本にしたガイドマップだ。
第1回から発想が発展し、第81回で「ゼロP&A」と言い切るに至った。

「ゼロP&A」は「旬刊経理情報」誌の表紙にも載せていただいた。
現実解。
データ分析は、実際のところ、手法それだけでは何も起こらない。
ヒト・モノ・お金・情報という資源が動き、命が吹き込まれて成り立つのだ。
このときの行動は、あらゆる方向から想定が可能だから、あらゆる分野から来たっていいのである。
追記。
中央経済社「旬刊経理情報」誌での見開き2ページ連載回数が80回を超えました。
分析の思考を「仕組み化」の観点で、連載を読んでいる方にも、読んだことがない方にも向け、書き進めていきます。
ボックスコックスネット、遠藤武。
