企画全般と研究職は、
群れていると出来ない。
正確には、
「群れてしまうと成り立たない」
と言っていい。
当たり障りのない多数決だと、
企画も研究も、
新奇性や本音を軸とした、
特異的なキレが出てこないためだ。
「自分はサラリーマンで、
企画を作る仕事ではないから、
そもそもダメなのか…」
そんなことはない。
サラリーマンとしてぼんやり群れるのはアウトだが、
何でも企画や研究にしてしまう舞台として、
サラリーマンの立場はとても秀逸である。
私も思いっきり使い倒させてもらった。
突破口として、
毎日関わる目の前の仕事で、
タイムアタックを仕掛けて、
その過程をプロとして検証していけば、
立派な研究になる。
これはれっきとした名前がある分野であり、
BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)という、
業務を効率化するための専門業務である。
現実解。
シンプルに仕事のレベルを上げていくだけで、
全ての仕事は企画や研究に化ける。
付加価値はそうやって作られる。
追記。
DXなんてまさにこんな考え方だよ。
チームプレイは重要だ。
群れるだけじゃチームプレイにならない。
boxcox.net、遠藤武。