自己肯定感を得たいがために、過去に苦しむ人は少なくない。
それならいっそのこと、過去の否定と肯定は同時に行ってしまえばいい。
否定と肯定は、ゼロかイチかのどちらかで勝手に決めさせられるものではなく、ゼロもイチもその都度自分の気分で決めてよいのである。
「今日は気分が良いから、肯定的に捉えよう」
「今日はしんどい…やり過ごすために否定して、泣きじゃくろう」
過去の否定も肯定も心模様であり、どちらも正しい。
ちょうど天気の晴れと雨で、どちらかを正解・不正解などと言い出すことがないのと同じだ。
現実解。
否定や肯定という二者択一を正解とする決め方は、他人に価値観を預けてしまい、退屈だ
いつでもその場で素直に選べる立場を決め込むと、自分の感情に寄り添えて、退屈しない。
決め方より「感情のあり方を認める」ほうが、我慢せず面白く過ごせる。
追記。
そもそも晴れも雨もないと、作物や花は育たないよね。
boxcox.net、遠藤武。