人気マンガに二次創作があり、人気のサービスや商品にはクローン版・独自版・私家版がある。
これらが元ネタを上回ってしまうことなど、実はよくある。
ということは、本当に大好きな物事があるなら、本家を上回る独自版を作ってしまえばいいのだ。
独立するきっかけは、「これだったら自分で作っても確実に勝てる!」という行けそう感につきる。
根拠などいらない。
コーヒーが好きで独立するのも、Webサービスが好きで独立するのも、行けそう感があるからだ。
それだけドメイン知識があるとか、大枠も細かい要素もわかるといった有利な立場があるからこそ、独自版を作る形での独立が成り立つのだ。
とある作家が、「まずは好きな作家のゴーストライターを本気でやるくらいでいい」と書いていたが、これで行けそう感が出てくるのであれば、実は立派な創作手法だと言える。
現実解。
TTP(徹底的にパクる)とは、実は単なるパクりなどあっさり超えている。
元ネタをヒントに、自分にしかできない要素をふんだんに取り入れ、ついつい独自版を楽しく大量生産してしまうところまでが本質なのである。
boxcox.net、遠藤武。