「もっと実力をつけたいです!活躍したいです!」
立場上、そんな声や思いをとてもよく聞く。
連載執筆やデイリーレポートを熱心に読んでくれる人の特徴からすると、
そんな頑張り屋で勉強家の人が報われるべきだと、つくづく思う。
だからこそ、事実をありのまま伝えてしまおう。
成長とは、とても地味な行動の塗り重ねだ。
地味な繰り返しを淡々とできる人は、妄想や思いがある。
急成長する場合も、ジワジワ成長する場合も、
塗り重ねとして継続している場合、
ちゃんと地味な行動があり、
目先の華々しさに逃げたりはしない。
目に見えるものは大事だが、
妄想や思いは目に見えない。
派手さでごまかせないから、
とても地味なのであるが、
だからこそ安直な逃げ道がない。
ひたすらまっすぐに走るしかなく、
その上で本音と頭脳を活用するしかなく、
それだけ塗り重ねにインパクトが出るのだ。
デイリーレポートはいつの間にか2000記事を超え、
商業連載執筆は1年であっさり40件を超えたが、
これは立派な塗り重ねだ。
デイリーレポートを朝から晩まで1日100記事以上、
のめり込んで読んでくれる熱心な読者がいるが、
これも立派な塗り重ねだ。
成長とは、じわじわと少しずつ、
まるで移動平均のように果たすからこそ、
継続できるのであって、
他人には努力に見えたとしても、
本人には努力だとまったく思っていない。
だからこそ継続できるし、
だからこそ突出してしまう。
これが本当の成長だ。
現実解。
短期間で見たらとても地味だが、
ジワジワといつのまにか、
のめり込んで成長していたら、
その成長はただひたすら強い。
だってただひたすら純粋なんだもの。
追記。
こういう場合は、
自ずと実力がついているし、
自ずと活躍しているから、
あとは見せ方さえ確保すれば大丈夫。
その場合も、見せつけるのではなく、
とんでもない才能を涼しい顔してチラ見せするのが大事。
boxcox.net、遠藤武。