「こんちくしょう!」
仕事や勉強や部活など、本気でやっていることで、
そう言いたくなった人は、数多くいるはずだ。
目上の人にあからさまに否定にされたり、
年長者によってたかって企画を潰されたり、
先輩がまともに仕事を引き継ぎしなかったり、
目を覆いたくなってしまう状況というのは、
世界中の各所で毎日起こっているだろう。
そんなとき、上からの圧力に勝てず四面楚歌になるとわかっていて、
怒りにまかせてケンカを売り、自分から下剋上を失敗しにいくしかないのだろうか。
それとも、下剋上など諦め、黙って指をくわえて傍観者になるしかないのだろうか。
答えは、両方ともNOだ。
そもそもだが、同じ土俵で真っ向から勝負を挑んでも勝ちようがない。
下剋上というのは、既存の土俵では絶対に起こせない。
まずはこの事実を認める以外にない。
そうではなく、
土俵を自分に有利な場に変えたり、
今いる組織の外で評価してくれる場に移ったりするのだ。
既存の土俵から離れると、突然有利に化けること多々ある。
それだけ解かれていない問題が、
自分の関わった世界の外側にあり、
そっくりそのまま転用することであっさり解決するなど、
あちこちで起こっているのだ。
現実解。
土俵を変えて圧倒的に有利になることなど、多々ある。
これを知らないまま過ごすもよし、
これを意識して積極的に行動を変えていくもよし。
実際にどうするかは自分で決めればいいが、
せっかくなら結果的に下剋上よりも大きい物事が起こせたら、楽しい。
boxcox.net、遠藤武。