実力という単語をデイリーレポート上で幾度となく使っているが、
実力の本質は「スキがないほどの基礎が出てくる」ことと「その上で自然体でスキを隠さないこと」である。
ただ単に基礎が出てくるだけでは、計算機やAIと変わらない。そこに自然体の価値観などなく、模範解答の追いかけっこに明け暮れるだけで、突然ポッキリ折れてしまうことなど多々ある。
ただ単に自然体なだけでは、そこに独自の価値はそもそもなく、格式が低いまま基礎不足に終始し、突然消えてしまうことなど多々ある。
かといって、デイリーレポートを読むほど勉強熱心であるなら、気に病む必要はない。
基礎は、読書で積み重ねればいい。
自然体は、事実をありのまま見つめ、行動すればいい。
実力をつけて実績を出す成長とは、この2つの地味で地道な淡々としたサイクルの繰り返しなのだから。
現実解。
実力がある人は「できる人」を超えた「できた人」であり、基礎もありながら、自然体で淡々と独自の価値を出している。
ボックスコックスネット、遠藤武。