マネージャーや管理職になりたての人が、
「部下がちゃんと動いてくれない…」
と嘆くことがある。
これはおおよその場合、
部下への期待が高すぎるとか、
指示が難しすぎる点にある。
これに対する答えは、
とてもシンプルに1つだけ、
ToDoを定めておくくらいでいい。
だいいち、ある程度ビジネスが回っている場合、
ToDoを扱い慣れていないケースが多々ある。
いきなり目標を作ってToDoを渡したとて、
今まで目標などなかったのだから、
いきなり無理ゲーになってしまうのだ。
無論、目標がなかったことが悪いとか、
ToDoを定めていなかったことが悪いとか、
そんな退屈なことを言いたいのではない。
新たな挑戦に心からエールを贈りたい。
ならば常識に反してでも、
「無理じゃないゲーム」
に持ち込むほうが、
面白くなるのではないだろうか。
面白さに勝る動機づけは無い。
仕事とは、もともと束ねられているから、
どれか1つのToDoが進み出せば、
他も芋づる式に動き出す。
これくらいシンプルに整えれば事足りるため、
ToDoを粗々1つでも定めたもの勝ちなのだ。
現実解。
指示が難しくなりすぎていないかを、
一度振り返ってみよう。
どうせなら気楽にやるほうがいい。
ボックスコックスネット、遠藤武。
