世の中には、価値をつくろうとして頑張るが、
頑張れば頑張るほど、
かえって価値が減ってしまう人がいる。
これはなぜなのか。
実のところ、ただひたすら不自然だからである。
頑張るという思いはいっさい否定しないが、
頑張るという行動はひたすら淡々としたほうがいい。
威勢のいい頑張る行動は、威勢だけで終わるためだ。
一番いいのは「頑張ります!」という威勢ではなく、
「こう工夫してみます!」という工夫を伝え、
その結果を淡々と振り返ることだ。
頑張って行動することはできても、
思いを工夫につなげることは知恵が必要だ。
単に一人で行動するだけでは、絶対に突破が無理なことでも、
思いを伝えて工夫を重ね、知恵を集めれば突破できる可能性が高まる。
知恵を出すとき、得意技を出し合うことになるため、
なおさら頑張らないための創意工夫が可能になるのだ。
ここまで言っても、つい頑張ってしまう人もいる。
そんな人は不器用だというだけだ。
その不器用を生かした方が、
かえって愛され、助けられる。
無理に自分で突破するより、
他の誰かに助けてもらったほうが早いケースは多い。
義務教育や受験の教材でさえ、
他の誰かが書いたものなのだから、
淡々と勝てる形で知恵をつけた方が早いのだ。
現実解。
頑張らないための頑張りを中心にしたほうが、
得意技で勝負するしかなくなるため、堂々と助けてもらえる関係ができる。
みんな違ってみんないいのだから、ちゃんと自分にしかできないことを、
頑張らずにやったほうが清々しい。
ボックスコックスネット、遠藤武。
