価値づくり(その31):価値をつくるための「マーケティング」の切り分け。New

daily15 審美眼。

一般に「マーケティング」と呼ばれる分野が、

ほかと混ざってしまい分かりづらい・使いづらいため、

価値づくりの観点から整頓しておこう。

 

(1)水源:お困り・本音

→世の中の「お困り」を見定め、自社の得意技や勝ちパターンとすり合わせる

→「お客様の成功(誰の・どんな悩みを・どう解決する?)」を決める

→自分や自社「ならでは」のエピソードも生かす

(いわゆる「コンセプトデザイン」とか「MVP」と呼ばれるものが該当する)

 

(2)上流域:事例・価格・収益

→(1)に応じたベンチマーク先の事例を特定し、価格と収益性と市場を定める

→1つの事例に定まらない場合、複数事例を掛け算する

→不動産や保険など価格を動かせない場合は、(1)を作り込む

(「コンセプトデザイン」や「MVP」を市場と結びつける行動が該当する)

 

(3)中流域:認知・流通

→一般的なマーケティングの役割。(1)と(2)に応じた表現と流通を作る(状況に応じて(1)と(2)を作り直してよい)

→「お客様の成功」を、桃太郎の「日本一」の旗として掲げ、(1)と(2)をベースに賛同者と共に行動する

(「欲しい!」と手を挙げる見込み顧客の列をつくる。リピートと紹介を溢れさせる)

 

(4)下流域:成約・KPI

→営業の役割。(1)(2)(3)の仕組みに載せて行動し分析し、淡々と成約していく

 

現実解。

上記がマーケティングの一揃えだ。

一般に(1)や(2)がないがしろにされ、(3)から入ってしまうケースが多い。

それゆえ賛同者がいない宣伝状態で終わってしまうが、これはもったいない。

ちゃんと「日本一」の旗を立て、賛同してもらう側に回ったほうが、面白く楽勝できる。

 

追記。

「日本一」は例え話ではなく、ニッチでも自分がナンバーワンに立てるピンポイントを狙うことが肝だ。

「地域一番店」という括りは古くから使われているが、地域縛りのない一番をこう狙っていいのだ。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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