価値づくりの「型」をみていこう。
具体的には、
デルファイ法と取引事例比較法が使いやすい。
デルファイ法とは、
複数のプロの経験や知見を集めて、
「どこに価値があるか」を絞り込むやり方だ。
難しく考える必要はない。
既存の成功事例を観察し、
「どこが刺さっているのか」を見抜く。
それを何度も往復して精度を上げる。
これがそのまま、
勝ちパターンの抽出になる。
取引事例比較法は、もっとシンプルだ。
すでに取引が成立している事例を見て、
「何にお金が払われているのか」をそのまま比べる。
売れている事実を起点に、
価値の仕組みを把握するのだ。
これはつまり、
市場がすでに存在しているポイントを握る方法である。
やることははっきりする。
既存の事例を徹底的にTTPする。
そのうえで、自分の得意な部分に特化する。
価値を出せない部分は、最初から関わらない。
この切り分けだけだ。
起業の初期段階は、
そうやって勝ちパターンを作る。
とてもシンプルだ。
丁寧に分析して行動して、
既存のサービスが取り切れていないニッチを見つける。
TTPした構造をそのまま当てはめる。
自分の得意技で上書きする。
これくらいなのである。
ニッチを突くということは、
すでにある要素を全部持つ必要はないということだ。
ついうっかり全部の要素に目が向いてしまうからこそ、
ばっさり切ることに価値が出る。
既存では当たり前の要素を思い切って削る。
その上で、既存にはない要素を一点入れる。
ゼロから作ろうとしない。
TTPしている以上、すでに市場は存在している。
売れないリスクは最初から小さい。
現実解。
結局のところ、価値づくりとは、
既存の事例から材料を抜き出し、
自分の得意技で再構成し、
勝てる仕組みに置き換えることだ。
この繰り返しで、勝ちパターンは自分でつくることができる。
追記。
勝ち方は、自作自演していい。
ボックスコックスネット、遠藤武。
