価値づくり(その34):ロジックだけでは出せない価値の出し方。New

daily15 審美眼。

価値とは、ロジックだけでは出せない。

誰に頼みたいか。

誰と組みたいか。

誰の話を聞きたいか。

この選択は、きれいな論理や模範解答ではなく、

「この人がいい」という偏りで決まる。

実際には、依怙贔屓で回っている。

今回は、ロジックだけでは出せない価値を扱おう。

 

もちろん、ロジックは大事だ。

その他大勢は、ロジック以前のところで止まり、何もモノにならない。

だからまずは基礎をロジックで整える必要がある。

 

基礎が整う、一人前扱いされる。

ロジカルシンキングという名前の仕事が増え、整理し説明し、正しさを担保する。

一定レベル以上の人は、ここで満足してしまう。

 

これらは確かに重要だが、あくまで超基礎の手段にすぎない。

なぜなら、ロジックはただの模範解答だからだ。

正しいことを言う人は、いくらでもいる。

整理された資料も、いくらでもある。

 

その先は、えこひいきだ。

模範解答では、えこひいきは生まれない。

では何で決まるのか。

立ち居振る舞いと覚悟である。

逃げない。

筋を通す。

間違えても恥をかいても、

自分の名前で出る。

この積み重ねが、

「ぜひあの人がいい!」

というプラスの偏りを生む。

 

この偏りは、ロジックを超えたところにある。

ロジックを消費されて終わるのではなく、

ロジックを基礎としながら、本音で選ばれる。

本音があるから、えこひいきされる。

ロジカルシンキングだけの世界から、自ずと卒業していく。

 

ロジックを捨てるという意味ではない。

そこから跳躍するという意味である。

基礎として使い、その先に進む。

 

先生として登壇する。

演奏会を開く。

サイン会をする。

執筆する。

これらはロジカルシンキングだけでは成り立たない。

(ロジカルシンキングの世界で圧倒的ナンバーワンであれば話は別だが、それはまさに推し活という本音だ)

 

圧倒的な価値は、

ロジックを超えて、

「この人だから」という跳躍が成立し、

血が通うのだ。

 

これは表面的な結果ではない。

結果に至るまでの生き方そのものである。

何を考え、

どう行動し、

いかに決断したか。

血の通った存在を浮き彫りにさせ、

「この人に頼みたい」と本音で思ってもらうのだ。

 

現実解。

ロジックは当然に活用するが、ロジックだけの状態をきちんと超えていこう。

色、ニオイ、温度、肌感覚といった身体性や、「この人じゃなきゃ嫌!」という、

人間を人間たらしめることがホンモノなのだから。

ボックスコックスネット、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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