価値づくりを徹底するなら、
学問に触れておくことは避けて通れない。
人文科学、自然科学、社会科学、そして工学。
この四つは、単なる知識の分類ではない。
価値と価値観と勝ちパターンの源泉である。
人文科学は、本音を扱う。
人が何を大切にし、何に意味を感じるのか。
自然科学は、ものごとの理(ことわり)を扱う。
ものごとはどうなっているのか。同じ結果(再現性)はあるのか。
社会科学は、関係を扱う。
人と人、政治や体制、市場がどう動くのか。
工学は、実装を扱う。
現実にどう形にするのか、適切に応用できるのか。
この四つを横断すると、
価値づくりの本質が浮き彫りになる。
基礎には、偏ることが許されない骨格があるのだと気づく。
どれか一つだけだと、どうしても偏る。
理念だけでは、空回りするし、
技術だけでも、価値にはならない。
市場だけでは、差がつかない。
だから、学問に触れておく。
どこに何があるかがこれでわかる。
ビジネスでは、
お金の話で価値を語ろうとするが、
それだけではない。
実際には、
知的価値が上流にある。
価値観を合わせ、
勝ちパターンをつくり、
価値を生み出す。
その過程で、お金がついてくる。
いますぐの場合も、あとからの場合もある。
価値・価値観・勝ちパターンが回り出せば、早いのだ。
現実解。
結局のところ、ビジネスとは知的活動である。
表面的なお金だけを追いかけると、どうしても消耗戦になる。
知的価値から組み立てると、同じ行動でも結果・過程・速度・確度が全て変わる。
現実的に効果の高い行動ができるようになるためだ。
追記。
どこに人の痛みや悩みがあり、
どうすればその退治を再現・応用できるかのロジックを把握し、
本音を現実に落とし込み、
その上澄みから勝ちパターンがつくられていく。
ボックスコックスネット、遠藤武。
