感情という論理。

daily3 解釈。

論理だけで「スムースに行く」という状況を、当たり前のように考えてしまうケースは少なくない。

これは例えば、普通より頭の回る個人が、組織の一員を相手に動くときよく生じる。

この場合、スムースに行かないならば、二重の意味で感情に足元をすくわれることになる。

現実解。
組織の本質は、「相手を感情で値踏みする、お役所仕事」だと理解しよう。

あなたが畏怖される側の個人として、組織から優先的に扱われたとしよう。
このとき、畏怖されたあなたは、感情という論理で相手から強者として扱われている。

あなたが大多数の側である個人であり、組織から適当に扱われたとしよう。
このとき、適当に扱われたあなたは、イラッとしてはいけない。
感情で適当に扱って来た側と同じ立場で、感情に流されて論理を見誤る筋合いは、一切ない。

まずは徹底的に実力をつけて、感情という論理を味方に付けてしまうことが大前提だ。

ちなみに「組織」だけでなく、大多数の人、世間……といった属性にも、これは見事に当てはまるんだよね。

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遠藤武

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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