5秒だけ、今やっている・思っていることと関係ないことをしてみる。
5秒だけ、全く別なインプット・アウトプットで、気をそらしてみる。
いたずら心で、少しドキドキしながら、気をそらしてみよう。
現実解。
変われなくて悩んでいるのなら、
自分で自分の気をそらすことから、始めてみよう。
それは、真面目すぎる自分への「いたずら心」である。
例えば仕事をしているときに、5秒だけでもいいから、
自分のスマホやPCで「好きな言葉」を眺めてドキドキするだけでいい。
たったそれだけで、気をそらせる。
スマホやPCの使用や持ち込みが難しい場所なら、
ノートやメモに書き込んでおいて、それを眺めればいい。
ノートやメモの持ち込みも難しい場所なら、
ある程度覚えておいて、間違ってもいいので、
お経のように何度も記憶から書き出せばいい。
口を動かして喋ってもいいし、フリでもいい。
頭で思い浮かべることだって出来る。
真面目であることは、素晴らしい。
真面目だからこそ、真面目ではない物事がわかるからだ。
真面目の強さを生かして、真面目ではない物事を、切り分けよう。
「これくらいなら、自分がスッキリするいたずらで、済んでしまう。」
真面目に切り分けると、「いたずら心」で終わらせられる、安全ないたずらが創れる。
たった5秒だけ、「いたずら心」を作動させるくらいなら、誰かに迷惑がかかることもない。
犯罪ではない、5秒の完全犯罪が、誰でも出来てしまうのである。
1分=60秒、60分=1時間、24時間=1日は、みんなが等しく持っている。
換算すると、1日=60秒×60分×24時間=86,400秒の資源を持っている。
8時間睡眠と考えて、起きている時間を16時間=57,600秒とすると、5秒は1万分の1にも満たない。
「5秒だけ全然関係ないことを実行し、ドキドキしてスッキリできた!」
1万分の1の誤差が、「いたずら心」で、大きな動きを創れる。
もし5秒でも気をそらすことが難しい場なら、
「その環境から、どうやって抜け出すか」
を考えれば、それも立派ないたずらだ。
「いたずら心」が高じれば、
5秒だけ、知識を集めることもできる。
5秒だけ、勉強してみようと、セットできる。
その結果、5秒だけ手を抜いて、多くの無駄を省くこともできる。
5秒しかないという制限があるからこそ、
変えられる範囲から動けるものしか、変えられない。
制約が創造を導くんだよね。
これは、変えられるものを変えて、
変えられないものにはいちいち執着しないでおくという、
シンプルな仕組み化だ。
boxcox.net、遠藤武。