目標から逆算しておくだけで、
先回りして次の行動や行動や発言を定められる。
プレゼンテーションも、セールストークも、先回りが強いという本質は同じ。
現実解。
すべての物事を、自分の頭の中で、
「出来レース」のように思ってしまえばいい。
よくある質問や、
よく引っかかるところから、
こう来たら上手く行かない、
こう来たら上手く行く、
という先回りを果たしていけばいい。
プレゼンテーションが下手くそなら、
先に何を喋るかについて、
台本やテンプレートを書いてしまえばいい。
英語のプレゼンテーションに馴れないなら、
なおさら書いてから読んでいくくらいでいい。
セールストークも、
同じように仕組み化してしまえばいい。
セールスの場合はというと、
先に誰かに紹介をしてもらう仕組みが、
信頼貯金として用意してあるだけで、
流れが大きく変わってくる。
単に売り込むだけでは勝てない。
自分の今できる仕事を誠実に丁寧に果たす。
そこから始めることが基本だ。
お客様からの問い合わせの場合は、
問い合わせしてくれた背景や理由を聞いてしまってもいい。
目の前にいる人を助けることは、
マーケティングリサーチの基本中の基本だ。
次の一手が見えない状態から抜ければ、
すべては先回りだと気づける。
想定外というのは実は嘘で、
単に先回りしていなかっただけなんだよね。
そう捉え直せば、自分の責任で意思決定して、
自分の行動を直していけます。
成長するスタンスは、たったそれだけ。
先回りして誰かを徹底的に喜ばせて、
相手に有利な流れを即答ラッシュで作れば、
否応なしに相手はこちらにメロメロになります。
この逆に、
「考えながらやっています」
という退屈な言葉に逃げる人は、
はっきり言って次の一手を出さずに逃げているだけで、
本当は何も考えておらずガクブルしている人なので、
どんどん人が離れていきます。
変化を起こす人から見限られます。
すごくはっきりしているよね。
あなたが「もしかして…」とギクリと感じたなら、
目の前にいる人や、
お世話になっている人に対し、
即喜ぶことを先回りでやってあげる以外に、
成長の余地はありません。
意図的にクチコミしてあげるとか、
自分のサービスを提供してあげるとか、
いろいろなやり方がある。
ちょっと先回りするだけで、
感動が生まれるから、
もっと先回りできる。
先回りして喜ぶことをやってあげることは、
自分の仕組みを作るだけではなく、
自分と相手とチカラを足し合わせて、
1 + 1 > 5 のような、
単純な足し算で成り立たない、
強烈な成果を出すためにあるんだよね。
boxcox.net、遠藤武。