仕事ができるとは、
仕事に関わる人の時間の負担を減らすことだ。
レスポンス良く動けると、それだけで一目置かれる。
現実解。
時間とは、平たく言えば、
残された寿命である。
仕事のレスポンスが良く、
行動が早い人が一目置かれるのは、
命を大事にしているからに他ならない。
災害や疫病を考えれば、
人間の死はいつ来るかわからない。
もし仮に少しだけ生きられることがわかっているなら、
不要な時間の負担を削りさえすれば、
たったそれだけで寿命が伸びる。
自由に使える時間を増やして、
自分の好きなことを目一杯やる。
好きな瞬間瞬間の積み重ねこそが、
寿命を生き切っている状態だ。
この逆で、
ノロノロと動いたフリをしたり、
歯切れが悪い回答をしたり、
催促されてばかりの人は、
相手の寿命を粗末に扱っているのである。
自分の寿命も当然粗末にしている。
病気やケガで死にそうになったり、
療養や投獄で時間の経過だけを待つことを強いられた人は、
人生のレスポンスを最低最悪にさせられたことになる。
胸がつぶれるほど悔しく、絶望するほど理不尽な状況だ。
もう二度と同じ状態はゴメンだと感じるはずだ。
最低最悪に追い込まれてこそ、
レスポンスの良さが大事だと腹落ちするチャンスなんだよね。
「わかっちゃいるけどなあ…」と感じる人は、
自分を大事にしつつ、目の前の人も同時に大事にすることから始めればいい。
レスポンスを良くすることは、
最強のサービスであり、最上のケアだ。
時間の使い方が、仕事の端々にすべて出てくる。
まともな感性をしていれば、確実に喜ばれるよ。
boxcox.net、遠藤武。