ゴールからの逆算は、
ビジネスでも試験勉強でよく言われることだが、
試験勉強で勝ちをおさめて来た人、
思いのほか「仕事や売り上げのゴール逆算」が出来ていない。
これは本音がそこに出ていないからだ。
試験対策はパッケージ化された商品なので、
その消費者であり続ける限りは、
受験産業のマーケティングで価値観をピン留めされてしまう。
常識を疑うアカデミックスキルより、
受験産業の論理が優先してしまい、
本音丸出しのゴールが作れないのはそのためである。
ビジネスで言うと、
売れない状態でなんとなく集客しても無駄なんだけど、
これに腹落ちできないのは、
やたらと従順で本音を出す勇気がないからなんだよね。
資本主義から少し離れたところにいる難関資格職やITコンサルや、
資本主義丸出しでもサラリーマンである外銀・外資コンサルなど、
専門職ほど、実は思いのほか従順だ。
従順というのは、悪いことではないが、
ことゴールの逆算という視点では、
本音の出せない消費者だから、
本音を出そうとするとガクブルしちゃって、
あっという間に小粒になってしまう。
もし動くことができないなら、
小粒の原因は本音からゴールを作れていない点にあると、素直に認めよう。
この逆に、本音丸出しでゴールの基準を常に淡々と上げている人は、ひたすら強い。
レベルの高さ以前に、自分と競っている、ガチ勢のナルシストだから。
boxcox.net、遠藤武。