サラリーマンのスキルは本質的にはゼロ、
経営者やフリーランサーはその事実を理解している。
それもそのはず、
サラリーマンは他人の下請けなのだから、
自分が勝てる分野に絞って楽しく挑戦することなどできない。
例外を挙げるとしたら、
金額が大きくて数字とテクノロジーと人間に強い分野くらいだ。
ヒト、モノ、カネとは良く言ったものだが、
これは文字通り資本主義ベタベタの分野だからこそ、
目線が徹底的に抽象化されていき、
大局観を得て、経営戦略の下請けができるためだ。
それに伴う知識と経験と品格はバカにできない。
ただし、ファンドやコンサルティング会社のサラリーマンのように、
下請けすることに拘泥してしまうと、
いくら戦略ばかりを手がけて来ていても、
通り一遍の「スキルゼロ」に落ちていく点に注意。
現実解。
今の自分に天井を感じたら、
自分が勝てる分野に絞って、
確実に勝てる挑戦をしなくちゃ。
サラリーマンのスキルアップやキャリアなんて、
他人に生殺与奪と抽象度と知性を奪われたお遊びだよ。
ついうっかり独立してうまくいく人は、
揃いも揃って好きな人と好きなだけ成長を楽しんでいるけれど、
サラリーマンじゃこれは一生経験できない。
本当に有能で魅力的なら周りが放っておかないから。
boxcox.net、遠藤武。