ビジネスは、隠さず言ってしまえば大多数が煽り屋だ。
テレビCMを作って集客の動きを測定していた立場としては、
ストレートにそう認めざるを得ない。
感情を煽るだけなら、実力がなくても出来るから、
煽りプロモーションばかりが広告に溢れる。
さすがに3ヶ月1枠で1億円かかるテレビCMは、
実力の低い煽りプロモーションに逃げるばかりではないが、
SNSやアプリの広告が煽りばっかりなのは、
単なる実力差だと言い切ってOK。
いっぽうで実力がある人は、
目の前の人を楽しませることを重視する。
「一緒に仕事してよかった」
という言葉は、実力がある証拠であり、
実力がある者同士が協力してこそ、
ついつい出てくる視点だ。
そういう人に限ってフィーが高いのは、
本気じゃない人お断りということ。
腹決めできていればチカラが出せる。
腹決めできていない人は一生チカラが出せない。
単にそれだけの話なんだけれど、
実力がある人は少数派だからこそ、
煽り広告ばかりになるということ。
煽ってばかりの人は、恐怖政治と同じで、
悲観的なシナリオばかりを見せつけて、
背伸びしているだけと思っておけば可愛いものだ。
本当に可愛げがある人はこれと真逆で、
実力者があるのに落ち着いていて、
チャーミングに映るからこそ一層愛される。
煽り屋さんとはひたすら差が開いていく。
このソフトパワーはただそれだけで侮れないんだよね。
boxcox.net、遠藤武。