多数派は煽り、少数派は楽しませる。

daily8 少数派と多数派。

ビジネスは、隠さず言ってしまえば大多数が煽り屋だ。

テレビCMを作って集客の動きを測定していた立場としては、

ストレートにそう認めざるを得ない。

 

感情を煽るだけなら、実力がなくても出来るから、

煽りプロモーションばかりが広告に溢れる。

さすがに3ヶ月1枠で1億円かかるテレビCMは、

実力の低い煽りプロモーションに逃げるばかりではないが、

SNSやアプリの広告が煽りばっかりなのは、

単なる実力差だと言い切ってOK。

 

いっぽうで実力がある人は、

目の前の人を楽しませることを重視する。

「一緒に仕事してよかった」

という言葉は、実力がある証拠であり、

実力がある者同士が協力してこそ、

ついつい出てくる視点だ。

そういう人に限ってフィーが高いのは、

本気じゃない人お断りということ。

腹決めできていればチカラが出せる。

腹決めできていない人は一生チカラが出せない。

単にそれだけの話なんだけれど、

実力がある人は少数派だからこそ、

煽り広告ばかりになるということ。

 

煽ってばかりの人は、恐怖政治と同じで、

悲観的なシナリオばかりを見せつけて、

背伸びしているだけと思っておけば可愛いものだ。

本当に可愛げがある人はこれと真逆で、

実力者があるのに落ち着いていて、

チャーミングに映るからこそ一層愛される。

煽り屋さんとはひたすら差が開いていく。

このソフトパワーはただそれだけで侮れないんだよね。

 

boxcox.net、遠藤武。

遠藤武(えんどう・たける)
グロースハッカー。
endoutakeru

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■遠藤武のやっていること■

・経営トップ向けに「仕組み化」のプライベートアドバイザリーを手がけています

・中央経済社『旬刊経理情報』誌にて、仕組み化とデータ分析に関する見開き2ページ連載記事を、2022年7月より月2〜3回ペースで執筆しています
(2024年8月に50回を超え、書籍化企画を進めています)

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