すべてのビジネスは、実力差があるから成り立つ。
医師や弁護士や公認会計士が「先生」と呼ばれて独立できるのは、
実力差が明確にあるからだ。
仮に資格がなくとも独立して成長できるのは、
実力差が明確にあるからだ。
実力差を、ストレートに「格差」と言い換えてもいい。
実力がある人ほど格差の恩恵を受けており、
淡々と自分のなすことをなしているだけだ。
そんな人は少数派だから、なおさら頭角を表し続けていくのである。
実力がない人ほど格差に痛々しいほど反応し、
無駄に奇を衒って変わり者を強調するのだ。
そんな人はその他大勢だから、なおさら霞んでいくのである。
試しに、うまくいっている人を眺めてみるといい。
例外なく、実力差が自分に有利に働くようにしか動いていない。
これは善悪や勧善懲悪を超えた原理原則であり、
エレガントと呼ぶ以外にないくらい調和の取れた横綱相撲だ。
実力があるとは、
自分にとって唯一最高峰でいられるポジションを、
この宇宙に打ち立てることである。
明確に序列のある競技の経験は人生において絶対にしておくべきだが、
その上で自分独自の競技を軸に周囲の世界を広げていくことは、もっと大事だ。
現実解。
これに気づけた人から腹決めができて、
本当の意味で独立を果たせるんだよね。
「どうせポジショントークでしょ?」
と僻むのはその他大勢でもできる。
自分専用のポジション作りのために、
自分からポジショントークというボケをかます人は、圧倒的に少ない。
追記。
実力者は、常に少数派。
boxcox.net、遠藤武。